日本が世界に誇る‘きもの文化‘。
その代表ともいえる十二単、束帯などの時代衣裳を「後世に伝え残そう!」を合言葉に、毎年「きもの展」を
開催し、その売上金の一部で時代衣裳復元の文化事業をスタートして、今年は34年目を迎えさせて頂きました。
東日本大震災以後4年間は時代衣裳の復元を休止し、被災されたご支援事業に変更させて頂きましたが、
平成27年から復活し「京舞妓」「江戸芸者」など風俗衣裳を復元して参りました。
毎年、きもの展は、3日間の日程で秋保温泉のホテルを会場に開催、また、本展の前には東北7会場で
「特別内覧会」を開催して参りました。
今年は、新型コロナウイルス感染防止のため、東北本部建学50周年という記念すべき年ではありましたが、
残念ながら「特別内覧会」を中止させて頂きました。
このような中「きもの展」の開催も危ぶまれましたが、政府の緊急事態宣言解除に伴い、
感染防止対策を徹底したうえで、新しい「きもの展」の形として、三密を避けるため、各県に分散して
東北7会場での開催とさせて頂き、全ての日程を無事終えることができました。
今年は時代衣裳「十二単 唐衣」を復元致しましたが、残念ながら来年以降の展示を予定致しておりますので、
ご協力頂きました先生、生徒さん、お客様各位にはご了承下さいますようお願い申し上げます。
大変な状況下の中、会場へ足をお運び頂きました皆様へ心より御礼申し上げます。
また、開業講師会の役員の先生をはじめ、講師の先生、生徒さん、卒業生の皆さま、そしてお得意様各位の
絶大なるご協力に心より感謝申し上げます。