小林豊子きもの学院の<江戸時代> 十二単(じゅうにひとえ)(女房装束(にょうぼうしょうぞく))姿

日本時代衣裳の復元
<江戸時代> 十二単(じゅうにひとえ)(女房装束(にょうぼうしょうぞく))姿

 

 

            天保14年(1843年)に整えられ現代に伝わる髪型を「大すべらかし」に

            した十二単姿です。

            「源平盛衰記」(1250年頃)の女院御入水の条ですが、この御姿は、

            単(ひとえ)を十二枚重ねたものと思われます。

            女房装束の唐衣裳姿を十二単の俗称で呼ぶようになったのは、

            江戸時代からと伝えられております。